『CWSコモンズにようこそ』さん
この記事で紹介されている書籍『毎朝15分間の音読』を百瀬先生の公式サイトで確認すると・・・。
毎朝15分間の音読
わが子に幸福を呼ぶ 賢い親が実践する「一点集中方式」
販売価格:\1,429(+税)
百瀬昭次 著
2008年9月出版 H&I
ISBN: 978-4901032933 B6判 263ページ
話題のロングセラー人間学の基本をうたった 『君たちは偉大だ』
を毎朝15分間、音読するだけで子どもたちが一気に伸びる!
2008年9月の発売となっていますので、その頃に掲載された記事と思われます。百瀬先生の原点である『君たちは偉大だ』にも触れながら、百瀬先生の主張を分かり易く紹介してくださっています。
引用元『CWSコモンズにようこそ』さんのサイトはコチラです。
■毎朝15分間の音読(百瀬昭次 エイチアンドアイ 1429円)
先日、日本経営道協会のフォーラムでお会いした百瀬さんが最近出版された本です。
百瀬さんは、教育の荒廃に危機感をもって、勤めていた会社を辞めて百瀬創造教育研究所を設立しました。
もう30年以上前の1976年です。
これまでの活動振りは、百瀬創造教育研究所のホームページをご覧ください。
本著は、百瀬さんの長年の実績を踏まえて、家庭の持ち味を生かした真の人材育成法について述べたものです。
それも極めて実践的に書かれていますので、だれでも今日から実現できます。
百瀬さんの出発点は、「子育ては偉業だ」と言うところから出発します。
そして同時に、「子どもたちは偉大だ」と考えています。
私が共感するのは、まさにその点です。
その2点さえしっかりしていれば、子育てはうまくいくでしょう。
その2点がしっかりしていなければ、今の日本のように少子化も家庭崩壊も学校荒廃も直らないでしょう。
教育の要諦は「人間学」の基本の修得にある、と百瀬さんは言います。
そして「子どもたちはずつと以前から「人間学」の基本を心底求めていた」のに、世の親たちのみならず教育関係者たちまでもが、そのことに気づいていなかったというのです。
この点も同感です。
子どもたちは、大人以上に物事の本質を見極めます。
その時期にこそ、本質を見る目を応援することは大切です。
たぶん理解力も、大人たちより優れているでしょう。
では、具体的にはどうすればよいのか。
百瀬さんの提案する方法はいたって簡単です。
「人間学」の基本をうたった適切な手本となる本を一冊選び、それを毎日「15分間」音読すること、
これを継続し、中身がすっかり頭に入るまで(マスターできるまで)貫徹することです。
この考えに共感して実践している学校がいくつかあります。
音読する本には、百瀬さんの書いた『君たちは偉大だ』が使われています。
百瀬さんの提案のポイントは、『君たちは偉大だ』の音読の勧めにあるのです。
こう書くと、自分の著書の勧めではないかと受け取る人もいるかもしれません。
しかし、そうではありません。
子どもに向けた人間学の本も含めて、それが百瀬さんの提案する子育て法なのです。
実践した子どもたちの反応はとても感動的です。
その結果、この活動は広がりだしているようです。
百瀬さんの提案する方法は、子育てに限った話ではないように思います。
企業における人材育成にも参考になるはずです。
音読の効用は大きいはずです。
子どもをお持ちの方や教育関係者にはお薦めします。
コモンズ書店からも購入できます。